こんにちは!現在妊娠7ヶ月目のshioriです!
私はデグー2匹、モルモット2匹、チンチラ2匹、オカメインコ1羽、キンカチョウ2羽、サンショウウオ9匹、トカゲ2匹、カナヘビ6匹+夫(笑)と暮らしています。
妊娠すると様々なことに気を付けなければ…と気を張ってしまいますよね。
気にすることの内の1つとして挙げられるのが、家族のペットと今まで通り過ごしても大丈夫なのか…ということです。
そんな皆さんの不安を少しでも軽減できたらと思い、今回は妊娠中に気を付けるべき人獣共通感染症についてお話していきたいと思います!
とは言っても、私自身医療従事者では無いので、主治医に何を聞けばいいのか?の参考材料として読んでいただければ幸いです。
妊婦や胎児に影響する人獣共通感染症には何があるの?
妊婦に影響する人獣共通感染症には以下のものがあります。
なお、ここで紹介する感染症はあくまでも妊婦に影響する可能性があるものです。このため、
・該当のペットがいることで必ず感染するわけではない
・ペットが感染したからといって必ず妊婦に感染するわけではない
・妊婦が感染したからといって必ず胎児に影響するわけではない
ということを認識していただき、必要以上に不安に感じないようにしてくださいね。
トキソプラズマ症
最も警戒が必要な感染症の一つとされており、妊娠初期には必ずトキソプラズマ症の検査を行います。
トキソプラズマ症は妊娠中に初めて感染すると胎児の脳や目に障害が出たり、流産・死産のリスクが高まります。
妊婦の約8割は無症状であり、感染していることに気付かないのがほとんどです。
このため、妊娠初期の検診で陰性だった場合は、妊娠中期・後期にも検査をすると安心できるかもしれませんね。
※妊娠中期・後期にトキソプラズマ症の検診を行う場合は別途料金がかかる場合があります。
感染経路:猫・ネズミの糞便、加熱不十分な肉(生ハム、レアステーキ等)、土壌



オウム病
鳥の排泄物や分泌物を吸い込むことで感染します。
私の家族でもあるオカメインコは特に脂粉が多く、舞い上がった脂粉と乾燥した糞の粒子を吸い込むことでオウム病に感染する可能性があります。
妊婦が感染すると重症化しやすく、胎児に影響が出る場合もあります。
感染経路:インコ類など、オウム病クラミジアに感染した鳥の乾燥した糞便や分泌物


【鳥の症状】
元気消失、食欲減退、鼻水、緑色の下痢
※無症状のまま菌を排出していることも多い
【人の症状】
1〜2週間の潜伏期間を経て、突然の高熱、頭痛、激しい咳、倦怠感などのインフルエンザや肺炎に似た症状
重症化すると多臓器不全に至り、母子ともに命に関わる危険性あり
トキソプラズマ症とは異なり、人に感染すると症状が出ます。
このため、高熱などの症状が出た場合はただの風邪だと自己判断せずに早めに受診してください。
その際に、インコ類を飼育している旨はしっかり伝えてくださいね。
リンパ球性脈絡髄膜炎(LCMV)
主にネズミやハムスターなどのげっ歯類の排泄物から感染するウイルス病です。
妊婦が感染すると胎盤を通して胎児に感染し、流産、小頭症、水頭症、脈絡網膜炎などの重篤な先天性障害を引き起こす可能性があります。
妊婦は無症状または軽度のインフルエンザ様症状(発熱、頭痛、筋肉痛など)で終わることが多いですが、妊娠初期に感染すると胎児死亡や流産の率が高まります。妊娠中・後期に感染すると、先天性LCMV感染症として、小頭症、脳室周囲の石灰化、脈絡網膜炎(目)、精神障害を引き起こす危険性があります。
私自身、ネズミ類のペットがたくさんいるので、ネットで調べてこのリンパ球性脈絡髄膜炎が出てきた時は不安でいっぱいでした…
感染経路:ハムスター、モルモット、ネズミの糞尿や唾液で汚染された塵埃・食物に触れることで感染



パスツレラ症
パスツレラ症は、主に犬や猫の口内にいる細菌が原因で起こります。
咬まれたり引っ掻かれたり、口移しで感染し、妊婦が感染すると皮膚の腫れや発熱、肺炎などを起こす可能性があります。
基本は妊婦に対する皮膚症状や呼吸器症状ですが、発熱や肺炎など重症化すると流産や早産、低出生体重児のリスクが高まる可能性があります。
感染経路:健康な犬・猫に咬まれる・引っ掻かれる・食べ物を口移しすることで人に感染


その他
猫ひっかき病
猫の爪や唾液に含まれるバルトネラ菌が引っ掻かれたり噛まれた傷口から感染し、発熱やリンパ節の腫れを引き起こすことがあります。
胎児への直接的な影響は少ないとされますが、念のため患部を洗い流した上で医療機関を受診しましょう。
リステリア症
あまりペットから感染するものではありませんが、リステリア症もよく知られている感染症なのでご紹介しますね。
リステリア症は動物の腸管などに生息する細菌であり、妊婦が感染すると流産や早産、新生児の髄膜炎の原因となります。
感染経路:非加熱のナチュラルチーズ、生ハム、肉や魚のパテ
私自身、焼き肉はレアが好きですし、生卵も魚卵も大好物なのでかなり辛いです…
産後の爆食いは避けれれません…(笑)
感染しないための対策は?
実際に主治医に相談して返ってきた返答はやはり“接触しないこと”でした。
しかし、これまで大切に家族として過ごしてきたペットと接触しないというのは、難しい話ですよね。
なので、“感染しないように接触”するよう心掛けることが重要になります。
ペットとの関わり方
・ペットとの触れ合い・掃除時には手袋・マスクを着用する
・鳥の脂粉などは一度湿らせてから清掃する
・触れ合い後は顔周りに触れずに手洗いをしっかりする
・傷口をペットに触れさせない
・ペットに引っかかれたり嚙まれた場合は直ぐに洗い流し消毒する



空気清浄・換気
・空気清浄機を活用する
・掃除中は換気をする
食事への配慮
・ペットに生肉を与えない
・妊娠中は加熱されていない乳製品や食肉加工品を避ける
定期健診
・トキソプラズマ症は念のため妊娠中期、後期にも検査をする
・ペットの検診も行い、人獣共通感染症にかかっていないか調べる



まとめ
いかがでしたか?
人獣共通感染症にはトキソプラズマ症、オウム病、リンパ球性脈絡髄膜炎(LCMV)、パスツレラ症などがあり、いずれもなるべく接触しない、接触する場合にはマスクと手袋の着用、接触後は手洗いをするなどが基本的な対策であることを挙げました。
より安心するためには、医療機関で検査することも挙げさせていただきましたね。
正直、相当な専門医では無い限り、人を診る医師はそこまで人獣共通感染症に詳しく無いと思います。
私は2つの産婦人科にかかりましたが、どちらの医師に質問してもリンパ球性脈絡髄膜(LCMV)については知らなかったり、対策として挙げられるのは“接触しない”の一択でした。
家族にお世話を一任させるにしても、ペット側からすれば急に飼い主が触れてくれなくなった…と不安になり、別の病気になってしまう可能性もありますよね。
人獣共通感染症について詳しく知りたいのであれば、どちらかというと獣医に相談した方が不安を取り除けるかも…?しれません。
ただし、全ての動物病院で対象の感染症を検査できるわけではありません。
また、ペット保険に入っていたとしても保険適用外の可能性もあるため、予めかかりつけ病院に問い合わせてから受診することをおすすめします。
ペットを多頭飼いしているご家族は、検診費用的にもハードルが高いと思います。
他のご家族ともしっかり相談しながら、お腹の子とペットの両方を考えた対策を検討してみてください。
今回の内容で少しでも皆様の気持ちを軽くできていれば嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
